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中川 利栄子 院長

RIEKO NAKAGAWA

長く続く地域のかかりつけ医として。お口の中だけではなく、全身をサポート

東京歯科大学卒業。昭和20年代に先代院長である父が開業した『岡歯科医院』を引き継ぎ、現在に至る(京成本線「新三河島駅」より徒歩2分)。

中川 利栄子 院長

中川 利栄子 院長

岡歯科医院

荒川区/荒川/新三河島駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科

父の跡を継ぎ、患者さんの喜びの声を私自身のやりがいとして

中川 利栄子 院長

父がこちらで開業したのは、昭和20年代の後半と聞いています。大学を卒業後、3年ほどして私は父と共にここで診療をおこなうようになりました。
実は当初、医療の世界への興味はさほどではなく、大好きだった考古学の世界に進みたいと考えていました。エジプトやマチュピチュに出かけ、遺跡の発掘をしたかったんですね。それが進路を選ぶ際、たまたま父が身体を壊したこともあって、歯医者さんを選ぶことになったのです。
でも今にして思えば、この仕事を嫌いではなかったんでしょうね。患者さんが痛くなく噛めて、歯周病もない。そのような状態になると安心しますし、感謝の言葉を聞けるのが日々のやりがいになっています。

お口から全身の健康をサポート

中川 利栄子 院長

多くの方は何らかの痛みを感じて来院されます。その痛みもさまざまなものがあって、入れ歯があたって痛いというものや、虫歯や根の先の病気であったり、歯周病によるものもあるでしょう。そのさまざまな痛みの中で最も厄介なのが、歯周病と言えるのかもしれません。
歯周病は「サイレント・ディシーズ(静かな病気)」と言われます。最初は歯肉炎から始まって症状がないまま徐々に進行していき、痛みや腫れ、出血が見られるようになると、抜歯せざるを得ない状況になっていることが往々にしてあるのです。
また歯周病は、全身の病気とも深いかかわり合いがあります。心筋梗塞等、循環器疾患との関わりが明らかになり、昨今はメディアでも取り上げられることも多くなりました。歯周病が悪化した状態になると、血管を介して菌が全身を巡り、血管壁(動脈硬化)を壊すなどして、様々な障害をもたらします。糖尿病が歯周病を悪化させることはもはや常識となっていますし、私の経験ではリウマチもその傾向があるように思います。当院では、まず歯周病からアプローチしていきます。歯周病は怖い病気だというメッセージを伝えたいですし、お口のことに興味を持ってくれる方を増やしていくのも私達の役割だと認識しています。

将来に渡るお口のリスクを考慮した治療を提案

中川 利栄子 院長

インプラントにはチタン系とHA(ハイドロキシアパタイト)系とに大別されます。お口の状況や入れる部位によって一長一短がありますが、HAタイプに関して言えば、生着が早いという特徴があります。状況によって変わってきますが、チタン系に比べればHAタイプの生着期間は3分の1というところでしょう。当院のインプラント治療では、ケースによってHAタイプと、チタンを使いわけています。
また、そのインプラントに被せる材料については、ほぼジルコニアを採用しています。金属アレルギーのリスクを考えれば、そうせざるを得ないというのが本当のところです。もっとも、患者さんのご希望もありますから、すべてがそうというわけにはいきませんが、金属を入れた場合のアレルギーの危険性もしっかりとお伝えした上で判断していただいています。
金属の使用1つとってみても、お口が全身に関わることはご理解いただけるかと思います。お口の中のあらゆるものに敏感に反応し、患者さんのその後の生活も視野にいれ、適切な治療を提供していきたいと考えています。

患者さんに笑顔になっていただくために出来ることを

いつも心掛けているのは、患者さんに笑顔になっていただくこと。そのためには、立場の違いを乗り越え、同じ目線で接しなければなりません。私もここにいれば歯医者ですけども、一歩外に出れば普通の人です。そもそも、上から目線で接していては、患者さんに緊張を強いることになります。完全に寛げるとまではいかないかもしれませんが、話しやすい雰囲気を作ることも大切です。
歯科治療は、時に長期に及びます。これは日頃のケアと定期的なチェックがされてないから起こってしまうことですけども、多くの方にとってそれだけ歯医者さんという場所は近寄りがたいところ、というイメージも手伝っているのかもしれません。少しでも笑顔になっていただけるよう、私に出来ることをしていきたいですね。

これから受診される患者さんへ

ご高齢の方の中には、「もういつ死ぬかわからないから、どうでもいいです」と仰る方もおられます。でも、そうじゃないんですね。食べれなくなってしまえば、生活の質は著しく落ち込んでいきます。例えばオーラルフレイル「口を介した体の衰え」という言葉があるように口の中の咬合関係がしっかりしていないと、足腰・脳機能に影響が出てきます。これから先の人生をまだまだ楽しんで頂き、介護される側にならない様、口の中のことで悩まれないようしっかりサポートをしていきます。歯が痛い、しみる、歯肉が腫れる、歯ブラシや歯間ブラシの使い方がわからないといったご相談でもかまいません。お口の中で何か気になることがあれば、お気軽にご相談ください。あなたにとって最善の解決策を一緒に見つけていけたらと思っています。

※上記記事は2018年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

中川 利栄子 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:ダンス、海外旅行、食べること
  • 座右の銘:「一期一会」
  • 好きな音楽・好きなアーティスト:ジャズ、ソウル、Hip Hop、R&B、フュージョン/エリック・ダリウス
  • 好きな観光地:イタリア、パラオ、セブ、プーケット、カンボジア、京都、軽井沢

グラフで見る『中川 利栄子 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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